リーマンショックの時、かなりの期間、仕事がなくて、ものすごい不安に陥りました。で、その時に「これは良いなぁ」としみじみ思ったのが「瞑想」であります。自分の身の回りに起きたことを、何も足さず、何も引かず、ありのままに見つめて、現実的対処を取るために必要な「平常心」が養われるのでありますね。これが本当に良かった。不安に陥ると、小さな問題でも、それこそ針小棒大に必要以上に大問題と捉えてしまったり、あるいは、その時その時で的確に対処していれば大事に至らないのに、現実直視を恐れて無視し、よけいに事態を悪化させてしまう。人間の心というのは、とても不安定なもので、危機が迫ると、このように「余分に足し」たり、「軽く見て引い」たりしがちなわけです。でも、実際の問題というのは、その時その時で現実的な姿をしていて、現実的な対処の方法を取れば、まぁたいていは問題にはならないわけです。でも足したり引いたりすることで、問題が一人歩きしておかしな事になってしまうわけです。瞑想をすると、このあたりが「適正サイズ」になるんですね。そこがよろしい。「よけいな事は考えてもしゃーないわな。」とも思うし、「あー、まぁそれでも、この問題が大問題になってもまずいから、この程度の対処はしておこうか。」と、そこそこ適正な対応が取れるようになる。ものすごーーーーーく「平常心」という奴になるわけです。「平常心」なんて、人格的に優れた人にしかないものだ、とか思ってましたけど、瞑想をある程度やると、即物的にそういう人格の優れた人のような態度が手に入るわけですよ。「インスタント偉人」というか。そういう、「すぐ手に入る解決策」があるというのがすごいわけです。実際、毎日15分くらい、一週間も続ければ、かなりの精神的安定が得られます。かなり良いです。で、この瞑想がすごいところは、お金が一切かからないところなんですね。(笑) いや、ほんと。座って半眼になってる程度で良いわけです。必要なのは時間だけ。それもせいぜい15分程度。その割に絶大な効果があるわけですよ。いまヨーロッパの金融危機がはじけつつあるので、今年は春以降、大変な状況が生まれる可能性もなきにしもあらずです。ですので、、ちょっと瞑想などもやっておいて損はないかもしれません。瞑想には、いろいろなやり方があるし、僕も専門家じゃないので、みなさん自分でいろいろ調べて試されたら良いと思うのですが、とりあえず、先日NHKでやってた「能の簡単トレーニング」というのが、シンプルかつわかりやすかったので、そのまま転載しますね。(NHK:ためしてガッテンホームページより転載)-----------------------------------【実習コーナー】1日15分!脳の簡単トレまずは楽な姿勢をとります。 いすに座っていても、寝た状態でもかまいません。 そして軽く目を閉じます。 次に、小川が流れている情景を思い浮かべます。 どんな川でも結構です。 小川のほとりに座って、ゆったりと流れる川面を見つめているイメージです。 次に、その小川に葉っぱが流れている情景を思い浮かべます。 何枚でも構いません。 この情景が思い浮かんだら、次に自分の心に目を向けます。 感情や物といったいろいろな思考が湧き起こるでしょう。その湧き上がってきた思考をすっと葉っぱに乗せて川に流してしまいます。 この時、無理に流そうとしなくて結構です。 途中で引っかかってもかまいません。 沈んでしまってもかまいません。 その場合は、もう一度すっと葉っぱに乗せて川に流してみます。 いろいろな思考が湧き起こるので、その度に葉っぱに乗せて流すという事を繰り返してください。 このトレーニングを1日10分~15分程度、毎日続けてください。 朝起きたとき、お風呂上り、夜寝る前、いつ行っていただいてもかまいません。 無理をすると効果は得られません。 あまり無理をせずに行うようにしてください。(転載終了)------------------------------------------------------------まぁ、僕は基本的に座禅に近い形で、座って目を半眼にして、自分の呼吸を数えるというやり方をしてますが、これはもう本当にいろいろですよね。マントラを唱えるとか、湧いてきた雑念をそれぞれ「不安」「雑念」「執着」とラベリングして捨てていくとか、自分の体の筋肉の動きに意識を集中するとか、色や画像をイメージするとか。上記のためしてガッテンにおいては「不安病」全般に対する療法として、この瞑想が取り上げられていたわけです。不安病というのは、パニック症候群であったり、全般性不安障害であったりいろいろですが、おそらくは、心の病気の多くで効果があるのではないでしょうかね? 別に病気でなくても、一般人誰でも、普段から瞑想とか座禅とかの習慣を持っておくと、とても良いと思われます。というのは、瞑想をすると、脳の「背内側前頭前野」が鍛えられるという話もありまして、ようは脳みその筋トレという側面があるからなんですね。実際、瞑想をすることで、背内側前頭前野が厚くなったというようなことがあったようです。また、瞑想をやり慣れてる人と、経験の少ない人では脳波の安定度が違うんですね。日々座禅をやっている僧侶の方などは、安定的にアルファ波が出ているのですが、経験のない素人だと、5分もするとアルファ波が低下して眠たくなってしまうようです。 僕も限度は15分くらいなんですね。15分くらいやってると眠たくなってしまう。逆に言えば、「一回やってみよ。」と思って試してみて、5分とたたずに眠たくなったとしたら、それはかなり前頭前野が弱ってると考えても良いのではないか? と僕は思います。とにかく毎日、あるいは数日に一回でも良いのでしょうけど、継続的に座禅・瞑想をするのは精神衛生上、非常に良いと僕は思います。まだまだ、不況の風は止まず、政治も本当にダメダメで、いろいろ不安な事が続く日々です。賢く対処の方法を身につけておくに越したことはありません。「瞑想」は、金もかからず、効果も高いと実感してますので、もしよろしかったらみなさんお試しくださいませ。 http://ifttt.com/images/no_image_card.png 不況の時は、瞑想するに限りますな。 was originally published in ひとよみにっき on February 17, 2012 at 03:20AM by シゲ
●自分自身を「検証」もできない人に、何事を成すこともできないのである。あなたを天才にするスマートノート:岡田 斗司夫 http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/4163735704権之助さんとこの日記で、ちょっと話題にしたので、ここでもキチンと紹介しておこうと思いました。岡田斗司夫の「スマートノート」。手帳術に関しては、昔々のシステムダイアリーから、いろいろやってきたわけですが、最近はずっと「手帳に予定を書くくらいなら、行動記録をつけた方がはるかにマシ」と思うようになってきていて、結果として手帳は「行動記録台帳」になってしまってます。いまや予定を手帳に書くという行為自体がほとんどないんですよねぇ。予定そのものはポストイットとかiPhoneのメモとかに書いておくだけ。どうせいつ予定が変わるかわからないし。手帳に書いても、まずシャープペンで書いておくだけです。でも、行動記録はボールペンでしっかりと手帳に記録を残すんですね。あとで振り返るのに役立つので。仕事の請求にもつながりますから。手間がかかった仕事はやっぱりたくさん請求しないと話にならないですし。で、そういう「行動記録」としてのノート活用ということを、実に上手に発想やアイディア展開にまでつなげた「ノート術」として提供してくれているのが、この「スマートノート」です。基本はB5のノートを使うのですが、まぁそれは好みでしょう。A5とかでもやってやれなくはないと思う。 とにかく最初は一日に自分のしたことを5個書くだけ。それしかやらない。で、それができるようになったら、今度はその5個に点数をつける。楽しかったら5点。嫌だったなぁと思ったら1点とか、そんな感じです。その次のステップとかもいろいろ紹介されてるんですけど、とりあえず僕は、この最初の「自分が今日やった事を5つだけ記録する」という入り口のやり方を高く評価したいのですね。なんというか、人間は、自分自身のありのままの姿を把握すると言うことが、難しいんですね。そこがなかなかできない。で、逆に言えば、そこのところさえ把握できれば、「対処法」なんていうのは、いくらでも考えつくことができるし、考えついたら行動することもできるわけです。ところが、自分の欠点とかダメなところとかは、いくら周りから指摘されても、自分で気づいてないと修正のしようがないわけです。まわりからは、「もうちょっと勉強すればいいのに」と思われているのに、当人は「私は××というルールを破ってしまっていて、それがまずいのだ。」とか、自分勝手に、何かを反省したふりだけして、それで納得してるとか、そういうすれ違いが起きてしまう。でも、実際に自分がやっていることを記帳するようにすると、何をしたら楽しいかとか、うまくいくかとか、わかってくるので、自然と良い方向に、自動的に進んでいくわけです。人間、失敗するときというのは、実は同じ失敗を繰り返していたりするわけですよ。同じ事で叱られるとか、してませんか? みなさん。でも、その「同じ失敗が何故起きるのか?」というのは、実は自分では、なかなか気づけないんです。でも、行動記録を書くと、そのあたりが自然と、いつのまにか修正されていくんですね。味見をしないコックは、いくらがんばってもおいしい料理を作ることはできないわけでして、自分の行動記録というのは、料理における味見と一緒なんです。なので、まずは行動記録が手帳の基本。ということで、この本をお薦めしておきます。 はい。http://ifttt.com/images/no_image_card.png あなたを天才にするスマートノート:岡田 斗司夫 was originally published in ひとよみにっき on August 28, 2011 at 11:47PM by シゲ