歩くより遅く走る。「スロージョギング」はランニングの救世主だと思う。
スポーツに関しては、自転車が大好きで、いくらお手軽でも「ランニング」にだけは手を出さないぞ、と思ってきました。というのは、実際に走ってみて、「これは体に悪い!」ということを直感的に感じ取ったからなんですね。一時期、運動不足にならざるを得ない時期があって、なんとか短時間で運動をこなせる方法はないかと、いろいろ試していたときに、住んでいた場所の近くにランニングコースがあったのでそこを走ってみたんですが、どうにも「走る」というのは抵抗がありました。まず第一に、アスファルトというのがおかしい。自然の地道じゃないし、こんなところを走ると言うこと自体、腰によいわけがない。第二に、ランニングの基礎情報をいろいろ調べると「クツはしっかりと底の厚いものを」と書いてあったんですね。でも、ジョギングシューズなんて、それこそ1970年代に出てきたもので、それほど歴史があるわけでもない。
いろいろ調べてみると、ジョギングで普通に走ると、ウォーキングの7~8倍の衝撃が腰にかかり、かなりの腰の負担になることがわかったわけです。で、第三に、これが決定的だったんですが、「走って」いたアスリートの大半が、実際に体を壊していたからなんですね。もっとも代表的なのがジョギングを流行させたジム・フィックス。この人アメリカでジョギングの大ブームを作った人ですけど、52歳でジョギング中に心臓麻痺を起こして死んでるんですよね。
その他にも、どう統計を取っているかがわからないのではっきりした事は言えないのですが、ランニング選手の8割が、なんらかの形で体を壊しているという情報も見聞きしたわけです。
とにかく、「先達がみんな体を壊している」というのが、ランニングというスポーツの偽らざる姿なんですね。
水泳選手で、60、70になっても泳いでる人というのは良く聞きますし、自転車になるともっとすごくて60になってから始めたという人が無茶苦茶に多いし、またそれが長続きしてます。でもランニングはダメなんですね。どこかでみんな体を壊している。
最近では松村邦広がマラソンで死にかけたりしてますよね? 専門家がついていながらアレなんですよ? 危なっかしいことはなはだしい。だから、ランニングだけは絶対にしないぞ、と思っていたんですが、テレビで表題にある「スロージョギング」の存在を知ってから、この発想がまるっきり逆になってしまったんですね。●走る事が、人類を救う!という気持ちにすらなっております。というのは、この「スロージョギング」という奴が、僕が前々から「絶対に体に悪い」と感じてたジョギングの「変なところ」を、根っこから改革しているからなんですね。まず、
●クツはなんでもいい。(足にしっかり固定さえしていれば)
ということです。なんだそれ? と、僕はまず驚きました。着地の時の衝撃が、徒歩の8倍から9倍ですよ? なのに、なぜ「クツはなんでもいい」のか? ここからまず「なんじゃそりゃ?」が始まったわけです。
じゃ、なぜクツはなんでもいいのかというと、
●着地をカカトからではなく、つま先側からやる。
という事だからなんですね。これが、驚天動地というか、青天の霹靂というか、「うおっ。わあああああ、それはすごいかも。」と、直感的に「ランニングの問題を根本解決しているのではないか?」という思いを抱かせたんです。だいたい、カカトから着地するランニングフォームは、体重の衝撃を片足の一点に集中させてしまうフォームですから、これ、どう考えても体に良いわけないと感じてたわけです。でも、これがつま先側で着地するとなるとどうなるかというと、「カカトが着地するまでに、足の筋肉全体で体を支える」という走り方にならざるを得ないわけです。このランニングフォームの話をテレビで聞いた途端、「おお、これだ!」と感じて、試してみずにはいられなくなったわけです。で、さっそく「スロージョギング健康法」という本を購入して、ほんの15分ですが、家の周りを走ってみました。スロージョギング健康法 ゆっくり走るだけで、脳と体が元気になる!
By 田中 宏暁
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/4023308528すると!これが実に良いわけです。カカトからの衝撃は全然感じない。その代わり、足の筋肉全体にかなり負荷がかかります。最初の日から数日は、足の裏やふくらはぎに、けっこうな筋肉痛を感じました。
でも、それも数日程度。すぐに足の筋肉が慣れて、ちーとも痛くなくなったんですね。この「つま先側から着地する」走り方を「フォアフット走法」と言うのだそうですが、実際に走ってみた感覚を言えば、自転車での走りにすごく似てると僕は感じてるんですね。
自転車は腰を完全に車輪の上に載せるので、体への衝撃そのものはほとんどないんですが、足の筋肉だけは目一杯使う感じなわけです。「フォアフット走法」も、足全体の筋肉を目一杯使う感じ。体のどこか一部だけを使っている感覚が少ない。偏った感じがないんです。そこがかなり自転車の足の動きに似ているなと感じさせます。とくに、上記の「スロージョギング健康法」の著者である田中宏暁さんの推奨する方法だと、走るスピードを、まずは「歩く程度」あるいは「歩くより遅く」しなさいとされているんですね。これがまた画期的です。だって、走ってるのに、歩いてるより遅いんですぜ! なんじゃそりゃ? でしょ?でも、これがいい。
すごくいい。なぜか?疲れないからです!これがもう、全然疲れない。
疲れないのに、足の筋肉は目一杯使う。すごく運動になる。
なんだこれ? という感じなんですね。で、この「歩く速度で走る」という走り方が良いところは、普通に歩いている人と一緒に、ぐちゃぐちゃ話しながら移動できると言う点。つまり「散歩と共存可能」なんですね。これがまた良いわけです。お父さん、お母さん、奥さん、旦那さん。そういう家族と一緒に散歩に出るという感じで「走り」に出かけられる。これがまたかなりの魅力です。歩くスピードで走ると、それこそ散歩の楽しさがそのまま生きてくるんですね。花が咲いてたら、それを鑑賞し、楽しみつつ走るとか、そういう事がラクラクできる。
しかも、田中宏暁教授は「ニコニコペース」と呼んでらっしゃいますが、「会話できる程度のスピードで走る」というのが有酸素運動としても意味が大きいわけです。誰か仲の良い人と、一緒に走ってもいいし、一緒に散歩してもいい。会話を楽しみつつ、風景を楽しみつつ、運動にもなる! こんな素晴らしいものはないなぁと思うわけです。もともと散歩は大好きで「ランニングよりウォーキングでしょ」とずっと思っていたわけですけど、ここに来て、大きく発想が変わりました。どうせ外に出るなら、「ちょっとスロージョギング」という感じですね。この走法と出会ってから約2ヶ月。いまでは、週に5~6回、40分程度は走っておりますが、せいぜい少しスピードを上げた時にちょっと汗をかく程度。しごく快適でとても気に入っておるのですね。自転車も大好きなんですが、あれは「移動距離がとんでもなく長くなる」という特長がありまして、40分も走ったら、大阪だと大阪市の端から端まで確実に移動してしまうわけです。
ちょっと遠出したい時には、これほど便利なものもないんですが、「ちょっと運動しよう」と思うとハエを叩くのに大砲を使うというか、たいそうになりすぎてしまうんですね。ちょっとハガキを出しに行く。ちょっと買い物に出かける。ちょっと散歩する。そういう気楽さでできるのがスロージョギングで、これだと「40分の予定だったけど、15分で戻って来ちゃった」とかもしやすいのです。近所の脇道を回って、家の近所をちょっと走るとかで充分効果があるし。ネットでいろいろ調べてみたら、スロージョギングに関しては上記書籍の著者である田中教授がYoutubeでフォームの解説もしてくれてますし、『 田中宏暁教授のスロージョギング講座 Part 1 』in 福岡大学
『 田中宏暁教授のスロージョギング講座 Part 2 』in 福岡大学
NHKのためしてガッテンのホームページでも紹介されています。脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20090610.html
スロージョギングの?に答えます
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20090805.htmlで、これらの記事の中でも、僕が大きくスロージョギングに興味を持ったのは、「脳」に良い、という点でありました。いろいろ読んでみると、ある程度のスピードで走ると海馬が太るという情報があり、認知症や統合失調症などにも良いらしいのです。おおお、これはすごい! と思ったのですが、そのあたりは、以下の本などとともに、また別アーティクルで書くことにしましょう。仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング 角川SSC新書 (角川SSC新書)
By 久保田 競, 田中 宏暁
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/4047315575バカはなおせる—脳を鍛える習慣、悪くする習慣
By 久保田 競
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/4756147054
http://ifttt.com/images/no_image_card.png 歩くより遅く走る。「スロージョギング」はランニングの救世主だと思う。 was originally published in ひとよみにっき on May 28, 2012 at 03:54AM by シゲ
いろいろ調べてみると、ジョギングで普通に走ると、ウォーキングの7~8倍の衝撃が腰にかかり、かなりの腰の負担になることがわかったわけです。で、第三に、これが決定的だったんですが、「走って」いたアスリートの大半が、実際に体を壊していたからなんですね。もっとも代表的なのがジョギングを流行させたジム・フィックス。この人アメリカでジョギングの大ブームを作った人ですけど、52歳でジョギング中に心臓麻痺を起こして死んでるんですよね。
その他にも、どう統計を取っているかがわからないのではっきりした事は言えないのですが、ランニング選手の8割が、なんらかの形で体を壊しているという情報も見聞きしたわけです。
とにかく、「先達がみんな体を壊している」というのが、ランニングというスポーツの偽らざる姿なんですね。
水泳選手で、60、70になっても泳いでる人というのは良く聞きますし、自転車になるともっとすごくて60になってから始めたという人が無茶苦茶に多いし、またそれが長続きしてます。でもランニングはダメなんですね。どこかでみんな体を壊している。
最近では松村邦広がマラソンで死にかけたりしてますよね? 専門家がついていながらアレなんですよ? 危なっかしいことはなはだしい。だから、ランニングだけは絶対にしないぞ、と思っていたんですが、テレビで表題にある「スロージョギング」の存在を知ってから、この発想がまるっきり逆になってしまったんですね。●走る事が、人類を救う!という気持ちにすらなっております。というのは、この「スロージョギング」という奴が、僕が前々から「絶対に体に悪い」と感じてたジョギングの「変なところ」を、根っこから改革しているからなんですね。まず、
●クツはなんでもいい。(足にしっかり固定さえしていれば)
ということです。なんだそれ? と、僕はまず驚きました。着地の時の衝撃が、徒歩の8倍から9倍ですよ? なのに、なぜ「クツはなんでもいい」のか? ここからまず「なんじゃそりゃ?」が始まったわけです。
じゃ、なぜクツはなんでもいいのかというと、
●着地をカカトからではなく、つま先側からやる。
という事だからなんですね。これが、驚天動地というか、青天の霹靂というか、「うおっ。わあああああ、それはすごいかも。」と、直感的に「ランニングの問題を根本解決しているのではないか?」という思いを抱かせたんです。だいたい、カカトから着地するランニングフォームは、体重の衝撃を片足の一点に集中させてしまうフォームですから、これ、どう考えても体に良いわけないと感じてたわけです。でも、これがつま先側で着地するとなるとどうなるかというと、「カカトが着地するまでに、足の筋肉全体で体を支える」という走り方にならざるを得ないわけです。このランニングフォームの話をテレビで聞いた途端、「おお、これだ!」と感じて、試してみずにはいられなくなったわけです。で、さっそく「スロージョギング健康法」という本を購入して、ほんの15分ですが、家の周りを走ってみました。スロージョギング健康法 ゆっくり走るだけで、脳と体が元気になる!
By 田中 宏暁
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/4023308528すると!これが実に良いわけです。カカトからの衝撃は全然感じない。その代わり、足の筋肉全体にかなり負荷がかかります。最初の日から数日は、足の裏やふくらはぎに、けっこうな筋肉痛を感じました。
でも、それも数日程度。すぐに足の筋肉が慣れて、ちーとも痛くなくなったんですね。この「つま先側から着地する」走り方を「フォアフット走法」と言うのだそうですが、実際に走ってみた感覚を言えば、自転車での走りにすごく似てると僕は感じてるんですね。
自転車は腰を完全に車輪の上に載せるので、体への衝撃そのものはほとんどないんですが、足の筋肉だけは目一杯使う感じなわけです。「フォアフット走法」も、足全体の筋肉を目一杯使う感じ。体のどこか一部だけを使っている感覚が少ない。偏った感じがないんです。そこがかなり自転車の足の動きに似ているなと感じさせます。とくに、上記の「スロージョギング健康法」の著者である田中宏暁さんの推奨する方法だと、走るスピードを、まずは「歩く程度」あるいは「歩くより遅く」しなさいとされているんですね。これがまた画期的です。だって、走ってるのに、歩いてるより遅いんですぜ! なんじゃそりゃ? でしょ?でも、これがいい。
すごくいい。なぜか?疲れないからです!これがもう、全然疲れない。
疲れないのに、足の筋肉は目一杯使う。すごく運動になる。
なんだこれ? という感じなんですね。で、この「歩く速度で走る」という走り方が良いところは、普通に歩いている人と一緒に、ぐちゃぐちゃ話しながら移動できると言う点。つまり「散歩と共存可能」なんですね。これがまた良いわけです。お父さん、お母さん、奥さん、旦那さん。そういう家族と一緒に散歩に出るという感じで「走り」に出かけられる。これがまたかなりの魅力です。歩くスピードで走ると、それこそ散歩の楽しさがそのまま生きてくるんですね。花が咲いてたら、それを鑑賞し、楽しみつつ走るとか、そういう事がラクラクできる。
しかも、田中宏暁教授は「ニコニコペース」と呼んでらっしゃいますが、「会話できる程度のスピードで走る」というのが有酸素運動としても意味が大きいわけです。誰か仲の良い人と、一緒に走ってもいいし、一緒に散歩してもいい。会話を楽しみつつ、風景を楽しみつつ、運動にもなる! こんな素晴らしいものはないなぁと思うわけです。もともと散歩は大好きで「ランニングよりウォーキングでしょ」とずっと思っていたわけですけど、ここに来て、大きく発想が変わりました。どうせ外に出るなら、「ちょっとスロージョギング」という感じですね。この走法と出会ってから約2ヶ月。いまでは、週に5~6回、40分程度は走っておりますが、せいぜい少しスピードを上げた時にちょっと汗をかく程度。しごく快適でとても気に入っておるのですね。自転車も大好きなんですが、あれは「移動距離がとんでもなく長くなる」という特長がありまして、40分も走ったら、大阪だと大阪市の端から端まで確実に移動してしまうわけです。
ちょっと遠出したい時には、これほど便利なものもないんですが、「ちょっと運動しよう」と思うとハエを叩くのに大砲を使うというか、たいそうになりすぎてしまうんですね。ちょっとハガキを出しに行く。ちょっと買い物に出かける。ちょっと散歩する。そういう気楽さでできるのがスロージョギングで、これだと「40分の予定だったけど、15分で戻って来ちゃった」とかもしやすいのです。近所の脇道を回って、家の近所をちょっと走るとかで充分効果があるし。ネットでいろいろ調べてみたら、スロージョギングに関しては上記書籍の著者である田中教授がYoutubeでフォームの解説もしてくれてますし、『 田中宏暁教授のスロージョギング講座 Part 1 』in 福岡大学
『 田中宏暁教授のスロージョギング講座 Part 2 』in 福岡大学
NHKのためしてガッテンのホームページでも紹介されています。脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20090610.html
スロージョギングの?に答えます
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20090805.htmlで、これらの記事の中でも、僕が大きくスロージョギングに興味を持ったのは、「脳」に良い、という点でありました。いろいろ読んでみると、ある程度のスピードで走ると海馬が太るという情報があり、認知症や統合失調症などにも良いらしいのです。おおお、これはすごい! と思ったのですが、そのあたりは、以下の本などとともに、また別アーティクルで書くことにしましょう。仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング 角川SSC新書 (角川SSC新書)
By 久保田 競, 田中 宏暁
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/4047315575バカはなおせる—脳を鍛える習慣、悪くする習慣
By 久保田 競
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/4756147054
http://ifttt.com/images/no_image_card.png 歩くより遅く走る。「スロージョギング」はランニングの救世主だと思う。 was originally published in ひとよみにっき on May 28, 2012 at 03:54AM by シゲ